「面接で失敗したら、絶対に無理…」
面接が近づくにつれ、そのことばかり考えていました。
実際に面接では、緊張で頭が真っ白になったり、想定していなかった質問に答えられなかったり、「もうダメだ…」と思う場面が何度もありました。
面接が終わった後は、本気で「落ちた」と思いました。
それでも、ご縁をいただき、現在は企業看護師として働いています。
この記事では、私が面接で「失敗した」と感じたことを正直にお伝えします。
面接でうまく話せなかったとしても、それだけで結果が決まるわけではありません。
これから企業看護師の面接を受ける方に、「完璧じゃなくても大丈夫」と少しでも安心してもらえたら嬉しいです。
面接で失敗したこと
① 緊張で頭が真っ白になった
面接前には、志望動機や想定される質問を何度も考えて準備していました。
看護師向けの求人サイトなどで「企業看護師の面接で聞かれたこと」を調べ、自分なりの言葉に書き換えながらノートにまとめ、何度も声に出して練習しました。
病院の面接では、看護部長や事務担当の方と比較的和やかに話して終わることが多い印象だったため、ここまでしっかり準備する面接は初めてでした。
そのため、「何を準備すればいいのか」も分からず、ネットに載っている情報を片っ端から調べて、自分なりに整理していました。
当時はAIもなかったので、もちろん全部自分で考えました(笑)。
それでも、実際に面接が始まると想像以上に緊張してしまい、頭が真っ白になりました。
準備していた内容も思うように出てこず、「何を話しているんだろう」と感じる場面もありました。
面接中は必死でしたが、終わった瞬間に「これは落ちたかもしれない」と思ったことを今でも覚えています。
今振り返ると、面接官は完璧な受け答えだけを見ているわけではなかったのだと思います。
② 想定外の質問に答えられなかった
この質問は、まったく想定していませんでした。
志望動機や自己PRなどは何度も練習していましたが、「委員会活動について教えてください」と聞かれるとは思ってもいませんでした。
委員会でどんなことをしていたかは答えられましたが、その経験を企業でどのように生かせるのかまでは、その場でうまく伝えることができませんでした。
面接後は、「あの質問、もっと違う答え方があったな…」と何度も思い返しました。
今振り返ると、病院で経験したことを「企業ではどう生かせるのか」という視点で整理しておくことが大切だったと感じています。
面接では想定外の質問をされることもありますが、すべてを完璧に答えられなくても大丈夫です。
大切なのは、自分の経験を自分の言葉で伝えようとすることだと思います。
③ オンライン面接で誰を見て話せばいいか分からなかった
当時はオンライン面接自体が初めてでした。
1回目の面接は、私が応募した拠点へ行き、オンラインで本社の保健師さんと課長さん2名につないで行われました。私の目の前には人事担当者だけがいて、画面の向こうに面接官がいるという、少し不思議な状況でした。
2回目の面接では、本社の保健師さん、人事部長、統括部長が画面越しに参加されていました。
そこで困ったのが、「誰を見て話せばいいんだろう?」ということです。
画面を見れば相手の表情は分かりますが、カメラを見ると相手の顔は見えません。質問してくださった方を見るべきなのか、カメラを見るべきなのか分からず、目線があちこち動いてしまったことを覚えています。
今振り返ると、面接官は目線よりも、話の内容や人柄を見てくださっていたのだと思います。
オンライン面接が初めての方は、目線を気にしすぎなくても大丈夫です。少し戸惑ってしまっても、それだけで面接の結果が決まるわけではないと、私はこの経験を通して感じました。
看護師として働いていると、オンライン会議でも自分のカメラをオフにして参加することが多いのではないでしょうか。
そのため、オンライン面接で自分の顔が画面に映りながら話すことに、戸惑ったり、いつも以上に緊張したりする方もいると思います。
でも、大丈夫です。
面接官は、オンライン面接にも慣れています。オンラインだからといって特別なことを求められているわけではなく、対面の面接と同じように、あなた自身の人柄や経験を見ています。
緊張するのは当然です。
きっと、大丈夫です。
④面接が終わった瞬間、「落ちた」と思った
面接が終わった瞬間、「絶対に落ちた」と思いました。
準備していたことを思うように話せなかったことや、想定していなかった質問にうまく答えられなかったことばかりが頭に浮かび、「もっとこう答えれば良かった」と何度も反省しました。
家に帰ってからも面接のことを思い返しては、「あの言い方は違ったかな」「あの質問にはこう答えれば良かったな」と、一人反省会をしていました。
でも実際には、ご縁をいただき採用していただくことができました。
今振り返ると、面接では自分が思っているほど失敗していないこともあるのだと感じています。
面接が終わった直後は反省ばかりしてしまいますが、その場の印象だけで結果を決めつけなくても大丈夫です。
当時40歳だった私にとって、こんなに緊張する経験は久しぶりでした。
最初は落ち込んでいましたが、少し時間が経つと、「オンライン面接なんて貴重な経験ができたな」「経験値が一つ上がったな」と思えるようになりました。
きっと周りの看護師仲間も、こんな面接を経験した人はまだ少ないはず。今では「あのときは本当に緊張したんだよ」と笑って話せる出来事になっています。
あのときの私には、「今できることはやり切ったよ」と声をかけてあげたいです。
⑤完璧な受け答えを目指しすぎていた
面接前の私は、「どんな質問にも完璧に答えなければ採用されない」と思っていました。
だからこそ、志望動機や想定される質問を何度も練習し、「こう聞かれたらこう答える」と頭の中で繰り返していました。
でも実際の面接では、想定外の質問もありますし、緊張して準備していたことを忘れてしまうこともあります。
今振り返ると、面接官が見ていたのは「完璧な答え」ではなく、「どんな経験をしてきた人なのか」「企業でどのように働きたいと思っているのか」ということだったのではないかと感じています。
実際、2回目の面接では、一番役職の高い面接官の方から「人柄が伝わってきました」と言っていただきました。
この言葉は、今でもとても印象に残っています。
当時の私は、「うまく話せなかった」「失敗した」と思っていました。
でも、完璧に答えられなかったとしても、自分らしく、自分の言葉で伝えようとしたことは、ちゃんと伝わっていたのだと思います。
面接は、間違えないことを競う場ではありません。
あなたがこれまで積み重ねてきた経験や、人柄は、きっとあなたが思っている以上に伝わります。
自分らしく、自分の経験や思いを伝えることが、一番大切だったのだと思います
まとめ
面接では、誰でも緊張します。
私も、頭が真っ白になり、想定外の質問に戸惑い、オンライン面接では誰を見て話せばいいのか分からず、「絶対に落ちた」と思いました。
それでも、企業看護師として働くことができています。
完璧に答えられなくても、自分の経験や思いは伝わります。
あなたが病棟で積み重ねてきた経験は、大きな強みです。
面接では、あなたらしく、自分の言葉で伝えてきてください。
きっと、大丈夫です。
オフィスの保健室より☕
私も「企業看護師は自分には無理かもしれない」と思っていました。
でも、一歩踏み出したことで今の働き方に出会うことができました。
このブログでは、病棟看護師から企業看護師へ転職した私の実体験をもとに、仕事や転職、働き方について発信しています。
この記事が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。




