「企業看護師の面接って、何を準備すればいいんだろう?」
私も転職活動を始めた頃は、何から手をつければいいのか分からず、とても不安でした。
病院の面接とは違い、企業看護師の面接は初めての経験です。どんな質問をされるのか、どんなことを伝えればいいのかも分からず、求人サイトや企業のホームページを何度も見返しながら、自分なりに準備を進めていました。
今振り返ると、「これをやっておいて良かった」と思う準備がいくつかあります。
この記事では、病棟看護師から企業看護師へ転職した私が、面接前に実際にやって良かった準備を5つご紹介します。
この記事を読んで、「これなら私にも準備できそう」と少しでも安心してもらえたら嬉しいです。
企業看護師の面接前にやっておいて良かった準備
志望動機を書きながら、自分の思いを整理した
私はノートに志望動機を書き出し、何度も声に出して練習しました。書き直すたびに、自分の思いが少しずつ整理されていったように思います。
この時間は、単に志望動機を考えるだけではありませんでした。
「これからの看護師人生をどう歩んでいきたいのか」「自分はどんな看護がしたいのか」を、改めて見つめ直す時間でもありました。
正直、最初から立派な考えがあったわけではありません。
ただ、「病院以外で働く」という大きな一歩を踏み出そうとしたことで、自分が本当にやりたいことを考えるきっかけになりました。
志望動機は、うまく書こうとするよりも、「なぜ企業看護師になりたいのか」という自分の気持ちを整理することが大切だと感じています。
面接本番でも、丸暗記した文章ではなく、自分の言葉で話せたことで、自然に思いを伝えることができました。
自分の強みや働き方をノートに書き出した
面接では、「あなたの強みはなんですか?」ということを聞かれる場面が多くあります。
そのため私は、想定される質問を書き出すだけではなく、自分自身についてもノートにまとめました。
自分が得意なこと、好きなこと、やりたいこと。
これからどんな看護師として働いていきたいのか。
子育てと仕事をどのように両立していきたいのか。
そんなことを箇条書きで書き出していくうちに、自分でも気付いていなかった考えが少しずつ整理されていきました。
正解を書く必要はありません。
自分の考えを一度言葉にしてみるだけでも、面接で自然に話せるようになったと感じています。
企業看護師の情報を徹底的に集めた
求人サイトや看護師向けの転職サイトを見ながら、企業看護師の仕事内容や面接について徹底的に調べました。
特に気になったのは、「企業看護師の面接ではどんな質問をされるのか」「どのように答えればいいのか」ということです。
しかし、病院の面接に関する情報はたくさんある一方で、企業看護師の面接についての情報はとても少なく、参考になる記事も限られていました。
そのため、見つけた情報をそのまま覚えるのではなく、自分の経験や考えに置き換えながら、「私だったらどう答えるだろう」と一つひとつ考えていきました。
当時は今のようにAIを気軽に活用する時代ではなかったため、ノートに書き出しながら、自分なりの答えを何度も考え直していたことを覚えています。
今振り返ると、一番大切だったのは「正解を探すこと」ではなく、「自分の言葉で話せるようになること」でした。その準備をしていたことで、想定外の質問にも自分の経験をもとに答えられたのだと思います。
応募する企業について徹底的に調べた
面接では、「なぜ当社を志望したのですか」と聞かれることもあるため、応募する企業についても事前によく調べました。
私にとって、企業について詳しく調べること自体が初めての経験でした。
病院への転職では、病院の理念や診療科などを確認することはあっても、企業情報をここまで詳しく調べる機会はあまりありませんでした。
そのため、会社のホームページを見ながら、どのような事業をしているのか、企業理念や健康経営への取り組みなどを確認しました。
私の場合は、面接前に会社見学へ行く機会もありました。その際、保健師さんから産業保健活動について説明していただきました。当時の私は産業保健についてほとんど知識がなかったため、自宅に帰ってから自分でも調べ、どのような活動をしているのかを学びました。
面接では、その産業保健活動について質問したところ、保健師さんから「事前によく調べてきてくれたんですね」と言っていただき、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
会社について知ろうとする姿勢は、面接官にも伝わるのだと感じました。
会社について調べることは、面接のためだけではありません。自分がこれから働く場所を知ることで、安心して面接に臨むことにもつながると感じています。
声に出して面接の練習を繰り返した
準備した内容は、ノートに書くだけで終わりにはしませんでした。
実際の面接をイメージしながら、何度も声に出して練習しました。家族にも聞いてもらい、本番を想定しながら受け答えを繰り返しました。
40歳を過ぎて、こんなに面接の練習をすることになるとは思ってもいませんでした(笑)。
本当は逃げ出したいくらい不安でしたが、準備を進めていくうちに、「こんな経験ができるなんて貴重だな」と思えるようになりました。
また、面接での基本的な動作についても調べました。
「ノックは何回するの?」「いつ座ればいいの?」「入室してからどう動けばいいの?」など、今まで病院の面接ではあまり意識してこなかったことも、一つひとつネットで調べて準備しました。
最初は、面接用の回答を覚えようとしていましたが、それでは少し質問が変わるだけで答えられなくなってしまいます。
そのため、「何を伝えたいのか」を理解した上で、自分の言葉で話せるように繰り返し練習しました。
実際の面接では、想定していなかった質問もあり、準備した通りには話せませんでした。
それでも、自分の考えを整理していたことで、その場で自分の言葉を選びながら答えることができたと思います。
面接は、丸暗記した文章を発表する場ではありません。
自分の思いを、自分の言葉で伝えられるよう準備することが、一番大切だと感じました。
まとめ
企業看護師の面接では、特別な資格や完璧な受け答えよりも、「自分がどんな思いで企業看護師を目指したのか」を自分の言葉で伝えることが大切だと感じました。
私自身、面接前は何から準備すればいいのか分からず、不安な気持ちでいっぱいでした。
だからこそ、志望動機を書き直したり、自分の考えを整理したり、企業について調べたりと、一つひとつ準備を積み重ねてきました。
面接では想定外の質問もありましたが、準備をしてきたことが自信につながり、自分らしく話すことができたと思っています。
これから企業看護師の面接を受ける方も、完璧を目指す必要はありません。
あなたの経験や思いは、きっとあなたにしか伝えられない強みです。
焦らず、自分の言葉で伝えてきてください。きっと、大丈夫です。
オフィスの保健室より☕
病院しか知らなかった私が、企業看護師への一歩を踏み出せたのは、「まずやってみよう」と行動したからでした。
面接前は、不安でいっぱいでしたが、準備を重ねることで少しずつ自信につながりました。
このブログでは、病棟看護師から企業看護師へ転職した私の実体験をもとに、仕事や転職、働き方について発信しています。
この記事が、あなたの「やってみよう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。



