はじめに
企業看護師に興味はあるけれど、
企業看護師に興味はあるけれど、
「自分に向いているのかな?」
と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
私自身も病棟看護師として18年間働いた後に企業へ転職しました。
実際に働いてみると、病院とは求められることが大きく違うと感じています。
今回は、病棟18年を経て企業看護師になった私が感じる「向いている人・向いていない人の特徴」をお伝えします。
企業看護師に向いている人
人の話を聞くのが好きな人
企業看護師の仕事は、従業員との面談や健康相談が中心になります。
病気を治療するというよりも、悩みや不安を聞き、一緒に解決方法を考えることが多い仕事です。
そのため、人の話を聞くことが好きな人は向いていると思います。
健康や予防医学に興味がある人
企業看護師は病気の治療ではなく、病気を予防する仕事です。
健康診断後のフォローや生活習慣改善の支援、健康イベントの企画などを行います。
私はもともと健康や栄養に興味があり、その関心が今の仕事にも活かされています。
自分で考えて行動するのが好きな人
企業看護師は一人職場の場合も多く、すぐに相談できる看護師が近くにいないことがあります。
そのため、自分で考えながら仕事を進める場面がたくさんあります。
指示を待つよりも、自分で動くことが好きな人は向いていると思います。
健康イベントや情報発信が好きな人
企業では健康教育やイベント企画を行うことがあります。
健康に関するポスター作成や社内向けの情報発信をする機会もあります。
人前で話すことや、健康情報を伝えることが好きな人には楽しい仕事だと思います。
一人職場でも大丈夫な人
病棟のように常に誰かが隣にいる環境ではありません。
自分でスケジュールを立て、自分で判断することが求められます。
もちろん保健師さんや産業医へ相談はできますが、最初に考えるのは自分です。
そのため、一人で仕事を進めることが苦にならない人は向いていると思います。
ライフスタイルを大切にしたい人
企業看護師は、病院勤務と比べて規則正しい生活を送りやすい働き方です。
もちろん会社によって違いはありますが、私の場合は土日祝日が休みで、ゴールデンウィークやお盆、年末年始の長期休暇もあります。
私は夫が夜勤のある不定休の仕事をしているため、病院勤務時代は子育てとの両立に悩むこともありました。
企業へ転職してからは、自分が土日祝日に休めるようになり、子どもの行事への参加や家族との予定が立てやすくなりました。
仕事のやりがいだけでなく、家族との時間や自分の生活も大切にしたい方には、企業看護師という働き方は魅力的だと思います。
企業看護師に向いていないかもしれない人
処置が好きな人
採血や点滴、創処置などの医療行為はほとんどありません。
看護技術を活かしたい方には物足りなく感じるかもしれません。
療養上の世話が好きな人
患者さんの日常生活を支える看護が好きな方は、病院との違いに戸惑うことがあります。
企業では従業員の健康支援が中心になります。
自分の看護で元気になる姿を見たい人
病棟では患者さんが回復して退院する姿を見ることができます。
一方、企業では長期的に関わることはあっても、その変化を実感しにくい場合があります。
急性期が好きな人
救急外来やICUのような緊張感のある環境が好きな方には刺激が少なく感じるかもしれません。
企業では比較的落ち着いた環境で働くことが多いです。
パソコン作業が本当に苦手な人
企業看護師の仕事は想像以上にパソコンを使います。
健康診断データの管理、資料作成、メール対応など、パソコン作業ばかりの日もあります。
私は苦手でしたが何とか慣れました。
ただ、「絶対にパソコンは触りたくない」という方はギャップを感じるかもしれません。
それでも興味があるなら挑戦してみてほしい
ここまで向いている人・向いていない人についてお話しました。
でも実際に働いてみて思うのは、完璧に向いている人なんていないということです。
私自身もパソコンは苦手でしたし、企業でのビジネスマナーも全く知りませんでした。
それでも少しずつ学びながら働いています。
まとめ
企業看護師は病院とは全く違う働き方です。
そのため向き不向きはあると思います。
でも、病棟で積み重ねてきた経験は決して無駄になりません。
興味があるなら、一度企業看護師という働き方を調べてみる価値はあると思います。
オフィスの保健室より ☕
今まで積み重ねてきた看護とは全く違う仕事に感じるかもしれません。
でも根底にあるのは、人の話を聞き、寄り添い、健康への不安や悩みを一緒に解決するお手伝いをすることです。
その部分は病院も企業も変わりません。
もし少しでも興味があるなら、飛び込んでみるのもいいと思います。
新しい看護師人生が始まるかもしれません。



